今日は眠かったけどがんばって早起き。なぜかというと、今日は日曜で、お姉ちゃんが通っている教会のクリスマスパーティーがあるからです。参加できるのがうれしくて、娘や幼い弟たちはめちゃくちゃエキサイト??していました。今日も神様に感謝です。なぜって生活が苦しいなかでも、なんとかパーティーに参加できるお金を私たちに与えてくださったんですから! おかげで私たちも参加できるんです。

娘み水浴びをさせ、朝食をつくり、みんなで食べます。朝食のあとは布団にちょっと横になって、おやすみなさい~??

再び起きたときはすでに午後でした。起きて昼食を食べ、水を汲み、床を掃いて私も水浴びをします。水浴びのあとは娘と町にあるデパートにおでかけ。パーティー用のプレゼントを買わなくちゃならないんです。

町に歩いて行くと、砂まみれの汚れたリュックを抱えたおじいさんが目に入りました。それを見て私はとてもかわいそうになりました。その人の年ぐらいになると、家族に守られながら、家でゆっくりしているのが普通です。話を聞いてみると、気が向いたときには保護施設で暮らしていて、お孫さんも何人かいるそうなんですが。。。その話が本当かはわかりませんが、私はたまらなくなって、おじいさんにお菓子とジュースを買ってあげました。私のお金だってとても少なかったんですけど・・・。でも彼はとても喜んだので、私もそれを見てうれしくなりました。

家も家族もなくて、しかもちゃんとした保護を受けていないという人を、私は今までたくさん見てきました。そんな人たちが毎日どんな暮らしをしていたかなんて想像もできません。とくにそこらじゅうが水びたしになる雨期にはどうするんでしょう?

それから私たちは歩き続け、デパートの近くまできたとき、あるお年寄りの女性がイヤリングを売っている横を通り過ぎました。そのイヤリングにとても惹かれてしまい、娘と私でおそろいのを2つ買ってしまいました。その女性が袋を渡してくれたとき、彼女は間違えて3つ入れてしまったことに気づかなかったんです。私はそれに気づいて、急いで1つを返しました。

彼女はとても感謝している様子でした。きっと正直に返してくれるお客さんなんて、ほとんどいないんでしょうね??? そして私も彼女が私たちのことを、ほめて感謝してくれることに幸せを感じながら、デパートで買い物をしました。

家に戻ってから、買ったパーティー用のプレゼントを包んで、お皿を洗って、それから服を着替えました。お姉ちゃんの家族と私たちで、いよいよパーティーにおでかけです。結局、お姉ちゃんは私の参加費も払ってくれたので、私はタダで参加できるのです、わーい!

ラッキーなことに、会場についたときにはまだパーティーは始まっていませんでした。それから30分ぐらいしてから、パーティーもスタート!人もたくさんやってきました。私たちは、まずは食事から。だってもう夕食の時間でお腹ぺこぺこですからね。

会場では演劇をしているグループがあったり、歌ったり踊ったりするグループもありました。子どもたちのためのゲームや、大人のためのゲームだってありました。みんなとても楽しそうです。とくにウチの娘は!!! 彼女は会場中でみんなに「ハーイ!」って言い回ってました。

そして、パーティーの最後はいよいよプレゼント交換です。さあ、どんなプレゼントが来るかな~?? それが終わると、パーティーに来た人も、みんな幸せそうな顔をして家に帰るんです。

私たちスラムの生活は、色々なことを覚悟して生きなくてはなりません。いい日もあれば悪い日もあるし、幸せな時もあれば、どん底の日も。のんびりできる日も、つらい日もあります。でも、たとえどんなことがあったって、神様を心から信じて下さい。だって神様に不可能なんてないんですから。神様は決してあなたを見捨てたりしません。いつもそばにいてくれますからね!